突然、昔の職場の上司から電話があった。
約1年ぶり。
上司つっても、かなり上の上司。
それほど深くつきあいは無いけど、今時珍しいタイプの人で、
自分の配下に居る人間を、ちゃんと見て、ちゃんと知ってくれていたので、
とても尊敬していたし、今でもしている。
職場を去るとき、その上司に挨拶に行った。
ものすごく激励されて、ものすごく色々な話をして、送り出してくれた。
この人の下で働けて、自分はとても幸せだと思える人だった。
「PC関連で困ったことがあったら、公私問わずいつでも相談して下さい」
そう伝えたら、うんうん頷いて、その時は頼むよ、と言ってくれた。
社交辞令だろうけど、とても嬉しかった事を覚えている。
そして、今日。
突然にその上司から電話があった。
「個人のパソコンなんだけど、大事なデータが読めなくなってね
キミが何でも相談してくれと言ってくれていたのを思い出して・・・」
と、申し訳なさそうに。
人が、自分の事を覚えてくれているのって嬉しい。
そう、思った。
電話は大嫌いで、NTT回線なんか解約してやろーかとか思ってたけど、
今日は少しだけ、電話を捨てないでよかったと思った。
つくづく現金なもんだなぁ。
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